ミドリムシの栄養価

 
ミドリムシには59種類の栄養素が入っています。
列挙していくと・・・
 

ビタミン類（14種類）

α-カロテン・β-カロテン・ビタミンB1・B2・B6・B12・C・D・E・K1・ナイアシン・パントテン酸・ビオチン・葉酸
 

アミノ酸（18種類）

バリン・ロイシン・イソロイシン・アラニン・アルギニン・リジン・アスパラギン酸・グルタミン酸・プロリン・スレオニン・メチオニン・フェニルアラニン・ヒスチジン・チロシン・トリプトファン・グリシン・セリン・シスチン
 

ミネラル類（9種類）

マンガン・銅・鉄・亜鉛・カルシウム・マグネシウム・カリウム・リン・ナトリウム
 

不飽和脂肪酸（11種類）

DHA・EPA・パルミトレイン酸・オレイン酸・リノール酸・リノレン酸・エイコサジエン酸・アラキドン酸・ドコサテトラエン酸・ドコサペンタエン酸・ジホモγ-リノレン酸
 

その他（7種類）

パラミロン・クロロフィル・ルテイン・ゼアキサンチン・GABA・スペルミジン・プトレッシン
 
以上59種類です。
確かにたくさんの栄養素が含まれています。
が、果たして栄養価（量）は十分と言えるのでしょうか？
 
答えは「否」です。
 
サプリメントとして摂取するミドリムシは当店で扱う「ミドリムシのちから」の場合、1日分で660mgです。
660mgのミドリムシで得られる各栄養素は良くて数mgでほとんどは1mgも摂取することができていません。
それならばミドリムシのサプリメントを飲んでも意味がないのでしょうか？

これも「否」です。
 
体の中でビタミン・ミネラル・アミノ酸は脂肪を燃焼させたり、筋肉や骨を作ったりするときの構成物質や手っ取り早く化学反応を起こすための触媒になったりしています。
偏った食事で必要な特定の栄養素が全く摂取できていない状態だと、傷を治したり、筋肉を作ったり、肌を再生させたり、カロリーをエネルギーに変えたり、という人間の基本的な代謝機能が著しく衰え、慢性的な疲労感、シワシワの皮膚、体力の減退、免疫の減退等、望まないことばかりが起こってしまいます。
 
厚生労働省が定める1日の摂取目安を全部満たそうと思っても、普通にバランスの良い食事をしているだけでは無理です。昔とくらべると科学肥料や農薬によって土壌は痩せ、大気汚染や海洋汚染で食用の動植物も免疫を高めるため、ビタミンやミネラルを多く消費してしまい、人間の口に入るころにはだいぶ栄養価が下がってしまっているのが現状です。
 
現代人はカロリーに関しては十分に摂取できていますが、微量栄養素はかなり不足しがちです。「野菜は食べているよ」という人でも、特に同じ食材ばかりしか食べてなかったりする、偏りのある食生活になりがちです。
特にダイエット中だと、肉ならカロリーの低めな鶏肉、あとは野菜を数種だけ、糖質は極力カット、となりがちです。でも同じものばかり食べていると結局は微量栄養素が不足して代謝が悪くなり、糖質が不足すると脳の働きも悪くなり、効率の悪いダイエットになってしまいます。
 
偏った食事を続けると、極端に不足している栄養素が出てしまいます。
寝起きが悪かったり、肌にハリがなくなってきたり、太りやすかったり、極端に疲労が抜けにくかったり。
栄養バランスの悪さからきている可能性のある不調です。
 
なので、微量でもいいのです。「多種類の栄養素を摂取する」ということは、今まで栄養素が足りなくて滞っていた代謝を活性化することにつながるのです。
微量ながらも多種の栄養素を摂取するということは、今まで体の中で起こっていなかった化学反応が、たくさん起こることになります。
特定の栄養素だけをたくさん摂取しても、その栄養素が触媒になって体の中で起こる化学反応には上限があります。
「多種類」というのが、体の不調を改善していくキーワードなのです。
 
そこで注目されているのが「ミドリムシ」です。
ほんのちょっとずつなのですが、非常にたくさんの栄養素が入っています。
 
なぜミドリムシの原料供給元である株式会社ユーグレナがミドリムシに注目して事業を展開したのでしょう。それは創業者の出雲社長が、バングラデシュの子供たちの栄養バランスの悪さを改善する素材はないか、という着眼点から始まりました。
バングラデシュでは米はたくさん生産されていて、お腹いっぱい食べることができます。でも他の食材は不足しがちでとても栄養状態が良いとは言えません。それを解消する可能性のある素材として注目したのが「ミドリムシ」なのです。
※ユーグレナ社はバングラデシュの子供たちに、現地で製造されたミドリムシ入りのクッキーを配布して栄養バランス改善プロジェクトを進行中です。
 
人間は寝ている真夜中に成長ホルモンを多く分泌しています。
この時に、十分な栄養素が体にあれば、たくさん代謝してエネルギーを作ったり、肌や筋肉を作ったりできます。

「ミドリムシのちから」を飲むなら寝る前がおすすめです。
寝ている間の一番代謝が活性化している時間に、多くの栄養素が必要だからです。
 
ちょっと疲れ気味な人も、ダイエット中の人も、美肌を目指している人も、お通じをよくしたい人も、寝る前に飲んでみてください。
続けていると、じわじわと変わってくるのが実感できると思います。

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